複数のカードローン会社からお金を借りてしまって、もはや借金の返済が出来なくなっているような状態の人達を多重債務者と称しています。
これらの多重債務者等は債務整理をしなければなりません。
債務整理をする以外に借金を減らす方法がないからです。
債務整理の方法には4種類ありますが、その中でも自己破産は最終的な手段として注目されています。
自己破産は裁判所にそれを申し立てることにより成立します。
自己破産には借金の返済から免れるというメリットがありますが、デメリットもありますのでそれを知っていくことが大切です。
まずメリットは借金が全部免除されることです。
カードローン会社の借金だけではありません。
例えば住宅ローンなども全額免除されます。
デメリットとしては財産の放棄があります。
裁判所が価値があると認めるような財産は、それを売却して債権者に返却しなければなりません。
電化製品や車などを競売して、それで得た資金を債権者に返します。
また裁判所への申請手続き中はいっさいの就活ができなくなります。